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ビックマック指数とは

今日の日経、経済面には「円高とマックの我慢比べ」という面白そうなタイトルの記事が目にとまった。それによれば、日本マクドナルドが、通常価格290〜320円のビッグマックを期間限定で、値下げをしたと言うこと。この値下げは、物価の下落というデフレ要因になるだけでなく、為替市場で円高要因になるらしい。

 

また、同じ物を買うために通貨との交換比率を計算する購買力平価として、全世界で利用されている、ビックマックの価格からはじき出した、「ビックマック指数」というのが有名だ。何でも、あるエコノミストが計算したところ、1ドル=85円70銭という結果が出た。このビックマックの価格が円高に及ぼす影響を考えてみる。

 

 

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ビックマック価格と円高

前述算出された結果は、そもそもビックマックの価格を320円として計算したものだ。従って、現在のビックマック320円が200円に値下げをしたとしたら、ビックマック指数がいくらになるのだろうか?

 

日本の価格は320円で米国は3.73ドル。日本の価格を米国の価格で割ると、320円÷3.73≒85.79、つまり米ドル紙幣1ドルを支払って食べることが出来るビックマックは約85円分となる。

 

だとしたら、値下げしたビックマックでビックマック指数を再度算出してみると、200円÷3.73円≒53.62。この53円62銭が購買力平価になる。円高になれば、景気が悪くなり価格が下がるためデフレとなる。デフレになると、見た目は市場には物がだぶついているという話でお金の値打ちが高まる。その結果、円相場が上昇する。

 

現在、外国為替市場で円は1ドル=85円前半から後半で取引されている。現在のビックマック指数85.79は、外国為替市場の価格と比べるとそれほどかけ離れた値ではないと言う人もいる。この85円台のビックマック指数は、日本のデフレ状態が長期間続いた結果としてできあがったもので、この値そもそもが日本経済の実状に即していないと考えるとべきではないだろうか?

 

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