英国病とオランダ病

英国病とオランダ病

日経新聞の「大機小機」というコラムには、国家経済の長期にわたる衰退や停滞を表現する「英国病」と「オランダ病」という言葉があると書かれていた。さらに、コラムでは日本の深刻な経済不況や人口減という成長の2大阻害要因があり、政・官・民が日本再生への意識と力を合わせないと「日本病」と呼ばれる長期停滞になりかねないと警鐘をならしている。

 

■英国病とオランダ病
「英国病」(イギリス病)とは、世界有数の債権国、福祉国でありながら国民の勤労意欲を低下させ、財政悪化から不況を克服できず資本の国外流出を招いたこと。産業革命をいち早く起こしたイギリスは、いつのまにか世界最大の債権国となり、さらに有名な言葉、「ゆりかごから墓場まで」を象徴するように福祉国家になった。国民が汗水を出して働かなくなり、国家自身が国家競争力を失い、国家としての信用を失墜してしまった。ブレア首相は2001年にイギリス病の克服宣言を出した。

 

「オランダ病」とは、オランダで天然資源が発見され、その輸出収入が起因する通貨の大幅上昇が起き、国際競争力が低下し、経済・産業が衰退した。イギリスで北海油田が発見された時も、同様な病が発病した。本来は、経済資源が豊富な国ほど経済の低迷が発生しやすく、日本など経済資源が無い国は経済発展がしやすいとされている。

 

 

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日経新聞の大機小機

日経新聞には多くの読者を引きつけるためになる記事やコラムがあるが、その中で一番面白いのは、「大機小機」ではないだろうか?

 

このコラムは、経済や金融界で活躍するエコノミストや研究者達が匿名で書いているコラムです。本名を明かさない匿名なので大胆に発言をしています。この大胆発言が経済や産業の通説や世論に一石を投じていると思います。国内外の最新ニュースやトピックなどに対して、その背景を掘り下げ、そこに独自の主張をアピールしている、噛めば噛むほど味のあるコラムです。

 

日経新聞には他にも、「回転いす」や「経営の視点」と言ったおすすめのコラムがあります。ちなみに、有名誌の購読者数(朝刊発行部数 2006年)は、以下の通り

 

読売新聞 10,033,215
朝日新聞 8,225,032

毎日新聞 3,974,559
中日新聞 3,474,477

日経新聞 3,034,481
産経新聞 2,191,587

 

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